食の大切さを理解し調理方法を身につけてもらおうと25日、山口県防府市の防府西高校の3年生16人が魚のさばき方を学びました。

講師を務めたのは防府市内で和食料理店を展開する扇屋の青木一郎代表です。

フードデザインの授業の一環で、食の大切さを理解し魚料理の調理方法を身につけてもらうことがねらいです。

アジの三枚おろしやタイのうろこの取り方を教わりました。生徒のほとんどが魚をさばくのは初めてということで、指導を受けながら丁寧にアジをおろしていました。タイはうろこを残さず取るのが難しかったようです。

完成したメニューはアジの塩焼きとタイの煮つけそしてマツタケの炊き込みごはんなど秋を感じる5皿です。

防府西高校3年生
「うろこを取るのが難しかったです。タイが一番上手にできました。おいしかったです」

防府西高校3年生
「魚をさばいたのが初めてで難しかったんですけど、いい経験になりました」

生徒たちは2024年に青木代表からだしの取り方の指導も受けています。

扇屋 青木一郎代表
「基本的な日本料理の一つであります魚のさばき方をメインにやらせてもらいました。家に帰って、お父さんお母さんに(ふるまって)食べてもらったらなと思っております」

11月にはおせち料理の作り方を学ぶ予定ということです。