柏崎刈羽原発6号機の再稼働を目指し、設備の確認作業中の東京電力。8月、制御棒を動かすための設備に不具合が発生しましたが、9月20日に解消したとして「順調に進めば、10月中旬にも再稼働に向けた技術的な準備が整う」と見通しを示しました。

【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】「今(電気の)需要は、夏と同時に冬も厳しいので、冬の需要に貢献できれば我々としても大変いいことだと思っている。ただ、実際に再稼働できるかどうかは、繰り返しになってしまうが地元のご理解があってのこと」

その地元同意を巡っては、花角知事が県民の意思を確認する手段としてあげている意識調査の結果が来月末にまとまる見込みで、花角知事の再稼働に関する考えの表明は早くてもそれ以降となります。