24日の県内は、大気の状態が不安定となり、鹿屋市では1時間に87ミリの猛烈な雨が降りました。大隅地方では25日にかけ土砂災害に厳重な警戒が必要です。

県内は暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。

県の雨量計などで24日午後5時までの1時間に鹿屋市で87ミリの猛烈な雨が降ったほか、肝付町で72ミリ、錦江町と中種子町で53ミリの非常に激しい雨を観測しました。

降り始めからの雨量は鹿屋市で233ミリ、肝付町で187ミリなど平年9月1か月分の半分の雨が降ったところもあります。

現在、土砂災害警戒情報が大崎町、東串良町、肝付町、鹿屋市、錦江町に、大雨警報が鹿屋市、大崎町、志布志市、東串良町、肝付町に発表されています。また、肝付町では全域に避難指示が出されています。

24日と25日予想される1時間雨量は、薩摩地方で40ミリ、大隅地方で60ミリ、種子島・屋久島地方で50ミリ。

25日夕方までの24時間雨量は、薩摩地方で120ミリ、大隅地方で180ミリ、種子島・屋久島地方で150ミリです。大隅地方では25日の明け方にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。