「三次もののけミュージアム」に妖怪の資料700点以上が新たに寄贈されました。
三次もののけミュージアムは妖怪研究家の湯本豪一さんから寄贈されたおよそ5000点の資料を基に、2019年4月にオープンしました。新たに寄贈されたのは、室町時代から昭和にかけての絵巻や錦絵、玩具など732点です。いずれも湯本さんが収集した資料で、開館当時に続いて2度目の大規模な寄贈となりました。このうち江戸時代の「土蜘蛛絵巻」には、僧侶に化けた土蜘蛛に襲われるという伝説が描かれています。
妖怪研究家 湯本豪一さん
「来て、見ていただくと、大きな広がりを、身をもって感じることができるんじゃないかと思います」
三次もののけミュージアム 植田千佳穂館長
「妖怪だけではなくて当時の人々の暮らしが少しでも分かるような形で皆様方に楽しんでいただければと思っておりますので、ぜひお越し下さい」
今回寄贈された資料の一部は10月16日から展示される予定です。