みやぎ生協は、この冬の配達灯油の暫定価格を18リットルあたり税込みで2250円に決めました。
昨シーズンより108円高くなり、暫定価格方式を採用して以降最も高くなりました。

これは、みやぎ生協が、24日の記者会見し発表したものです。
それによりますと、9月29日から販売する配達灯油の暫定価格は、18リットルあたり2250円となっています。

暫定価格は、昨シーズンを108円上回り、暫定価格方式を採用した1986年度以降で最も高くなりました。

みやぎ生協は最高値となった要因について、「不安定な中東情勢により原油価格が高値で推移していることに加え、物価や人件費が高騰し続けているため」などと説明しています。

みやぎ生活協同組合 矢野敏昭エネルギー事業部長:
「それ(原油価格の相場)以外の要素が毎年上がっていることが、ここ数年来の特徴。持続できないような事業になっては、ライフラインが途絶えてしまうので、そのあたりを考慮して価格設定をしている」

24日に発表されたのは、暫定価格でみやぎ生協は、中東情勢や原油価格の変動を踏まえ、今後、価格を見直していくということです。