弾道ミサイルの発射を想定した避難訓練が仙台市内の小学校で行われ、児童たちが身を守るための行動を確認しました。

「ただいまミサイル発射情報が発表されました」(訓練)
仙台市立大和小学校で行われた訓練には、児童と教職員およそ500人が参加しました。訓練は外国から弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する可能性があるという想定で行われ、校庭にいた児童は、校舎に入り爆風に備え身をかがめました。また、教室にいた児童は窓から離れて机の下にもぐり身を守る行動をとりました。

5年生の児童:
「サイレンの音が聞こえてきても冷静に判断できたところがうまくできました。(Jアラートが鳴ったら)びっくりはすると思うが、その次にどうするかを考えたいです」

宮城県内では弾道ミサイルが発射された場合の緊急一時避難施設として、学校などの頑丈な建物や地下鉄駅舎といった地下施設、合わせて1313か所が指定されています。弾道ミサイルは短時間で着弾する可能性もあり、県などはJアラートが発表された場合、直ちに安全を確保するよう呼びかけています。














