「何でもかんでも置いときゃいいだろって」住民男性を直撃

 何とか状況を改善できないのか。取材班が男性に会うため玄関の前で待っていると、山積みになったモノをよじ登って初老の男性が現れました。

ーーーQお話を伺っても?
(住民の男性)「いいっすよ」
ーーーQ荷物はご主人のもの?
(住民の男性)「そうなんすよ」
ーーーQ何か理由があって置いている?
(住民の男性)「性格的に雑なところがあって、何でもかんでも置いときゃいいだろって置いている人間なんですよ」
ーーーQ柵のゴムチューブとかマスクとかも?
(住民の男性)「道端におっこちてたのを、これ使えるんじゃないかなと僕貧乏性なんで、何でもかんで使えるんじゃないかなってそれでこうなってしまうんですよ。捨てるのもやっぱりちょっと気が引けるっていうか。これは歯ブラシとかブラシですよ。これでね靴洗うんすよ」
ーーーQこの靴は片方だけ?
(住民の男性)「いまは」
ーーーQゆくゆくもう一足手に入る?
(住民の男性)「この辺あるでしょ多分」

 男性は「もったいない」という気持ちでモノを集めていると話します。ただ、これだけ山積みの状態でどうやって出入りしているのでしょうか?
20250922_gomiyasiki-000539534.jpg(住民の男性)「行き方としては積まれているモノを上がって足をかけて、通っていかなきゃいけない」
ーーーQ柵に足乗っけてますけど大丈夫?
(住民の男性)「僕もときどきウワーってなるんすよ」
ーーーQ落ちたことはないですか?
(住民の男性)「何回かは落ちかけました」
14.jpg 男性の案内で取材班も中に入ります。なんとか一番下にたどり着いたかと思いきや…

(住民の男性)「2階から出入りしてるんですよ」
ーーーQ本当はこの奥に1階がある?
(住民の男性)「あそこにドアがあるんですけど」

 1階はモノで埋めつくされていて入ることができないと言います。

ーーーQこれは最近使ったというものは?
(住民の男性)「ときどき使ったりするのはバケツみたいな。洗濯するときに使ったり、はっきり言って99%か98%のモノは使わないです」