宇和島地区広域事務組合が運営する福祉施設で400万円以上の使途不明金が発生した問題について、宇和島市などは30日、関係する職員の処分を発表しました。

(宇和島市 玉田光彦副市長)
「綱紀粛正に努め信頼回復に向け最大限取り組んでまいります。誠に申し訳ございませんでした」

宇和島地区広域事務組合が運営する福祉施設ではこれまでに入所者の生活支援として宇和島市から振り込まれた交付金およそ418万円が引き出され、行方がわからなくなっています。

宇和島地区広域事務組合などでは法令違反があったとして、30日付で当時の施設長や組合職員などあわせて6人を停職などの懲戒処分にしました。

この問題について事務組合では、去年9月に警察に被害届を提出し関係者に聞き取りを行ったということですが、詳細については警察の捜査を理由に明らかにしていません