コメの価格高騰が続く中、JAグループ福岡は、コメ作りの現状を知ってもらおうと現地説明会を開きました。

22日午後、福岡県筑紫野市では、JAの関係者が収穫したコメを乾燥した後、玄米にする工程などを報道関係者に説明しました。

その後、県産米の「元気つくし」を栽培している田んぼを視察しました。新米の出来について聞いてみるとー

JA筑紫 稲作部会 藤井徳浩 部会長
「前年並み以上じゃないかなと思います。1株の(茎の)本数が大体18本から20本くらい付いていれば並みですね。25本くらいあるところもありますから」

RKB 瓜生正太郎 記者
「新米の夢つくしのおにぎりを食べてみます。粒が立っていておいしいです」

一方、農林水産省によりますと9月14日までの1週間に全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、前の週から120円上がって4275円と再び最高値に迫っています。

JA福岡中央会の乗富幸雄会長は、「消費者が買えるような価格が一番いいと思うので、消費者に安心と安全を届けるようにがんばっていきたい」と語りました。