台風19号は動きが遅く「ジグザグ」進む?
一方、非常に強い台風19号は日本の東の海上で進路が定まっていません。

非常に強い台風19号は22日午後3時、日本の東の海上にあって時速10キロで北東に進んでいます。中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は45m/s(85kt)です。今後、24日にかけて北東にゆっくり進んだあと、26日にかけては北西方向に、その後27日にかけてはやや加速しながら東北東に進む可能性があります。予報円の大きさは、24日頃からかなり大きく、まだ進む方向や速度がはっきり定まっていません。この台風は、日本の南をゆっくり西に進む可能性は少なくなったものの、その可能性はまだゼロではないため、今後の情報に注意が必要です。
関東~東北地方の太平洋側には今後、台風19号からのうねりが到達する見込みです。移動性高気圧と台風19号との間で気圧の傾きが大きいことから、すでに波浪注意報が出ている地域もあります。海上や海岸付近では、うねりを伴った高波に注意してください。