今年7月から8月にかけて仙台市内に住む男性がマッチングアプリで知りあった人物から投資を勧められ、暗号資産およそ2070万円をだまし取られました。

被害にあったのは、仙台市太白区に住む60代の会社員の男性です。

男性は今年7月6日、マッチングアプリで知り合い親しくなった女性とみられる人物から「投資で儲かった話」や「高級車の写真」が送られてくるなどし投資を勧められました。その話を信用した男性は指示された通りにアプリをインストールし、7月15日から8月31日までの間に12回にわたり、暗号資産およそ2070万円を送金したということです。
しかし、その後、「利益には税金がかかり、それを払わないと資金が凍結する」などと言われたため不審に思った男性が警察に相談し、詐欺に気づきました。男性は、マッチングアプリを通じて親しくなった女性とみられる人物とは、直接的な会話などはしていないということです。

警察がSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。