大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトの定期航路の搭乗率は、7月の就航以来およそ3割となっています。

ホーバークラフトの定期航路は、7月26日に就航し、まもなく2か月が経過します。

県は18日に開かれた県議会の総務企画委員会で運航状況を報告しました。9月15日までの搭乗率はおよそ3割で、議員からは「搭乗率が低い」といった意見が相次ぎました。

これに対し県は「運航事業者は安全運航を最優先している。今後、最適なダイヤを編成しながら向上を図るものと考えている」と説明しました。

一方、去年11月に就航した別府湾周遊航路は、およそ9割の搭乗率で推移しています。また、県がホーバーの利用者およそ1500人に実施したアンケートでは、9割以上が「満足」「やや満足」と回答したということです。