顎口虫の幼虫 人の「胃」や「腸」を突き破り…

筏井准教授によりますと、シラウオの中にいた顎口虫の幼虫が人の胃や腸を突き破って筋肉を通り皮下組織まで移動したとみられるということです。

北里大学 獣医学部獣医寄生虫学研究室 筏井宏実 准教授
「本来この寄生虫は体の中を動くという特徴があります。人が食べると、おそらく消化管内から幼虫が、今回だとシラウオから出て、体の中を動いてさまよい続ける」

1990年代の北里大学獣医学部の調査では、青森県内のシラウオから顎口虫は見つかりませんでした。それでは、なぜ開発が進んだ現代、そして青森県のシラウオで大量に発生したのか。筏井准教授は、その要因について次のように考えます。