佐賀県の玄海原子力発電所でドローンとみられる3つの光が確認された問題をめぐって、警察は議会で航空機の光だった可能性が高いと説明しました。

●佐賀県警・福田英之本部長

「当時、玄海原子力発電所の周辺上空を飛行・旋回していた航空機の光をドローンによるものと勘違いした可能性が高いものと考えております」

玄海原発では今年7月、警備員4人が夜間にドローンとみられる3つの光を確認したとして、九州電力が原子力規制庁に通報する事案が起きました。

この件を捜査している佐賀県警の福田英之本部長はきのう、県議会の一般質問で、「航空機の光をドローンと勘違いした可能性が高い」との見解を明らかにしました。

ただ、「ドローンだった可能性を完全に排除することはできない」として、捜査を続ける考えも示しました。