学校給食のツナサラダに、フードスライサーの刃が混入した可能性があるということです。

 兵庫県の豊岡市教育委員会によりますと、9月16日の正午ごろ、市の学校給食センターで、市が委託した事業者が給食調理後に、フードスライサーを洗浄していた際、長さ約3cmの刃が1枚欠けているのに気づいたということです。

 フードスライサーはこの日、ツナサラダの調理に使われていたため、市内の11の小・中学校などにツナサラダを食べないよう連絡しましたが、2つの学校ではすでに給食が始まっていたということです。

 欠けた刃は、調理場や排水溝からも見つかっておらず、いつから欠けていたのかも判明していません。

 豊岡市の学校給食センターでは現在、別の器具を使って通常通り給食を提供しているということで、今のところ児童や生徒から体調の異変などは報告されていないということです。