鹿児島市住吉町の県有地の利活用は、今月、鹿児島サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光が最優秀提案者に選ばれました。
会議室や宴会場を設けた新しいホテルについて、鹿児島国際観光は、2031年4月供用開始を提案していることが分かりました。
県有地である鹿児島市住吉町15番街区の利活用の公募で、県の評価委員会は今月、鹿児島サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光を最優秀提案者に選びました。
提案では、新しいホテルは、地上9階建てで、281の客室や会議室、大宴会場が備わるとしています。
19日の県議会で県は、この新たなホテルの提案内容について…。
(県観光・文化スポーツ部 桑代毅彦部長)「施設供用開始は令和13年(2031年)4月1日と見込んでいる」
このように述べ、鹿児島国際観光の提案は、新たなホテルの供用開始を6年後の2031年4月1日、事業期間は、2028年からの55年間を想定していることを明らかにしました。
県は、9月定例会で議論し、来月ごろに事業予定者を最終決定する見込みで、その後、決定者と基本協定を結ぶとしています。