今月12日、天童市の交差点で軽トラックと普通乗用車が衝突し女性が死亡した事故の現場を、警察などがきょう点検し、一時停止の標識をより目立たせるなどの対策方法が示されました。

この事故は、今月12日の午後6時10分ごろ、天童市蔵増の十字路交差点でおきたものです。

軽トラックと普通乗用車が出合い頭に衝突し、軽トラックを運転していた72歳の女性が頚椎を骨折するなどし、その後死亡が確認されました。



きょうは、この事故の現場を警察や市の担当者などが点検し、事故原因や再発防止策を話し合いました。

現場には信号機はないものの、標識があり、道路には区画線もありました。しかし、結果として事故は起きました。

このため関係者からは、一時停止の標識をより大きくすることや、道路の区画線をより見やすい形で引き直し、一時停止の必要があることを強調するといった意見が出されました。



天童警察署 金子絢雄 交通課長「今回の事故は、一時停止標識が設置された交差点での出合頭の事故となりますので、一時停止標識が設置された交差点では、いったん止まって左右をしっかり確認して進んでいただくようにお願いします」



また警察は、今後一時不停止などの取り締まりを強化するなどして、事故の防止を図っていくということです。