富山県が30日開いた緊急の危機連絡会議では、発生地から半径10キロ圏内を野鳥の監視を強化することなど警戒態勢について確認しました。

富山県内では2021年1月、小矢部市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し13万羽のニワトリが殺処分される事態となりました。

ことしは全国で異例のペースで感染が広がっていて、県内でも緊急消毒が行われるなど警戒が強化されています。

県によりますと現在のところ県内26のすべての養鶏場で異常は見らないということです。

富山県は「日常生活では過度に心配する必要がないが、万が一鳥の排泄物に触れた場合は手洗いとうがいをしてほしい」と呼びかけています。