車や自転車での事故が多くなるシーズンを前に、県内各地で秋の交通安全県民運動の出発式が行われました。庄内町では高校生も参加しパレードが行われました。
秋の交通安全県民運動は、日没が早まる秋以降に、夕暮れ時から夜間にかけて多くなる交通事故を防ごうと行われているものです。

県内では今年、きのうまでに交通事故がおよそ1700件発生し、去年よりもおよそ30件増加しています。

こうした中、きょうの出発式では、参加者が新たな交通事故の発生を防ぐためにいつも以上の警戒を呼び掛けました。
県立庄内総合高校 生活安全委員長 本間奈緒さん「今日、悲惨な交通事故が後を絶ちません。子どもや高齢者が多く犠牲になっています。私たちは交通事故の加害者にも被害者にもならないために、交通マナーを守り、交通マナーを大切にします」

出発式の後はパレードが行われ、パトカーや白バイなどに続き、ヘルメットや反射材着用を呼びかける自転車も列に加わりました。

庄内警察署交通課 大瀧泰義 係長「(秋は)日没が早まることによって、人が歩いている時間帯と車が出ている時間帯が重なる事、これが車と人の事故につながるので、早めのライト点灯をお願いしたい。(自転車についても)一時停止はしっかり止まる、信号はしっかり止まる、あとはヘルメットをきちんと被っていただきたい」

秋の交通安全県民運動は、今月21日から30日まで行われます。