定例県議会の一般質問が30日から始まり、議員からは2023年6月に迫った青森県知事選について、三村申吾知事の意向を確認する直接的な質問はありませんでした。

今議会では2023年6月28日に任期満了を迎える三村知事の知事選への対応や進退についても注目されています。

一般質問初日の30日、4人の議員が質問に立ちましたが、三村知事の意向を確認する直接的な質問はありませんでした。自民党の田中順造議員からは青森県の基本計画=「選ばれる青森への挑戦」が最終年度となる2023年度、どのように取り組むか、質問が出されましたが、三村知事は基本計画に対しての姿勢を示す発言にとどまりました。

※三村申吾知事
「私は、知事就任以来、暮らしやすさではどこにも負けない生活創造社会の実現を目指し、本県経済の活性化と安全安心な県民生活の確保に取り組んできました。」「本県が抱える様々な課題を乗り越えていく道のりは決して平坦ではございませんが、2030年の目指す姿の実現に向け引き続き攻めの姿勢で愚直に全力で取り組んでいきます」

任期満了を約半年後に控え、新型コロナや物価高騰への対応なども求められるなか、三村知事がいつ進退を示すのか注目されます。