自民党は14日、公明党の連立離脱を受けて「両院議員懇談会」を開き、高市総裁が「私の責任」と陳謝しました。津島淳 青森県連会長は「地元の関係は断ち切れるものではない」と話しました。

自民党は14日午後、党に所属する衆参すべての国会議員を対象に「両院議員懇談会」を開き、高市総裁が公明が連立離脱にいたった経緯などを説明し、意見を交わしました。

懇談会は約1時間半にわたりおこなわれ、終了後、高市総裁は記者団に「連立離脱は私の責任だ」と謝罪したことを明らかにしました。

自民党県連の津島淳 会長は、14日の懇談会後に取材に応じ、地方組織同士の関係性について改めて言及しました。

自民党県連 津島淳 会長
「政党同士の関係というのは、今回1つの区切りになるわけですけれども、培った個人・地元での人間関係というのは断ち切れるものではないし、変わらない。変えずにいきたい」

高市総裁は、来週予定されている総理大臣指名選挙については「合意できる政党と一緒に歩めるように努力をしていく」と述べています。