核兵器保有国のパキスタンは、中東のサウジアラビアと安全保障協力の強化を目的とした相互防衛協定を結びました。中東情勢が緊迫するなか、パキスタンが有事の際に「核の傘」を提供する可能性があります。
パキスタンのシャリフ首相は17日、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、ムハンマド皇太子と「戦略的相互防衛協定」に署名しました。
この協定は安全保障協力の強化を目的としたもので、共同声明によると、「どちらかの国に対するいかなる侵略も両国への侵略とみなされる」と規定しています。
ロイター通信によりますと、サウジアラビア当局者は「あらゆる軍事的手段が含まれる包括的な協定だ」と説明しているということで、核保有国のパキスタンが有事の際に「核の傘」を提供する可能性があります。
中東では、パレスチナ自治区ガザへの侵攻を続けるイスラエルがイスラム組織ハマスの幹部を標的にカタールを攻撃したことなどから、周辺諸国の緊張が高まっています。
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