国立病院機構長崎川棚医療センターに勤務する50代の男性薬剤師が、部下などに対して大声で怒鳴るなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、停職15日の懲戒処分を受けました。

センターによりますと、男性薬剤師は去年8月までの間、直属の部下や他部署の複数人に対して、ミーティング中に他のスタッフがいる前で個人を大声で怒鳴ったり、身だしなみを注意する際に大声を上げたりしたほか、「一から十まで報告しろ、担当を変えるぞ」などど命令したということです。

去年8月、センターにハラスメントの相談があり、センターは聞き取り調査などの結果、男性の行為をパワーハラスメントに該当すると認定し、18日付で停職15日の懲戒処分としました。

男性は処分を受けた際、「多大なご迷惑をおかけしたことを深く反省している」と話していたということです。