ウクライナの首都キーウからブチャで取材にあたった増尾記者の報告です。
私はロシアが侵攻した際にも首都・キーウで取材に臨んでいましたが、その時と比べると少しずつ街は平静さを取り戻していっているように感じます。
市内中心部にはバリケードやブロックといったものは見られますが、人や車も全くといっていいほどなかった当時に比べると、散歩をする人や通りには車もあり、失われた日常を少しずつ取り戻そうとする人の姿があります。
私たちJNNクルーはきのうキーウ近郊のブチャで取材しました。そこで聞いたのはロシア占領時に起こった残忍な行為でした。VTRでお伝えした夫婦以外にもロシア占領下で多数の遺体を見たと証言している方は多くいました。
「遺体を片付けようとすることも許されなかった」、「自分も必ずいつか殺されると思っていた」耳をふさぎたくなるような話を聞きました。
こうした人たちが経験した事実、そして発せられる言葉はとても重いものだと思います。
ロシアは否定を続けていますが、公的機関を含め私たちも様々な証言や証拠を集め、いったい何が起こったのかを明らかにすることが、悲惨な方法で殺されていった人たちやその遺族に対する責任だとも思いました。
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