桜島の歴史や火山防災について学ぶ授業が、鹿児島市の小学校で開かれました。
火山防災派遣授業は、桜島と共生する鹿児島市の子どもたちに日ごろの備えを学んでもらおうと、市が毎年開いています。

17日は伊敷台小学校の6年生が参加し、桜島ミュージアムの福島大輔さんが「大正噴火の歴史を学び、近いうちに起こる可能性が高い桜島の大噴火に備えてほしい」と呼びかけました。
そして、ペットボトルのコーラを火山のマグマに見立て、噴火の仕組みを学ぶ実験も行われました。
(コーラ噴火実験)「3、2、1…(ボン)」

(児童)「思ったよりも(ふたが)飛んでいたから、石などもすごく飛ぶんだと危険がわかった」
(児童)「桜島の知らないことやもっと知りたいことがわかった。今後の防災に生かしたいし、家族に話してどうするか決めたい」
小学校での火山防災派遣授業は、今年度3校で行われる予定です。