定例県議会が開会し、青森県の宮下宗一郎 知事は昨シーズンの大雪で被害を受けたリンゴ園の復旧や物価高対策を盛り込んだ23億9000万円余りの補正予算案を提出しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「米価高騰をはじめとした物価高への対応、産業・交流を支える基盤等の充実強化、子ども等の学びを支える教育環境の整備の3つを柱として予算措置を講ずることといたしました」

補正予算案は総額23億9000万円余りです。

主なものとしては、昨シーズンの大雪で甚大な被害を受けたリンゴ園の復旧事業に1700万円余りを計上しています。また、苗木業者への補助を行い、増産を支援するとしています。

物価高対策としては、県産のコメの購入に使える電子クーポンを18歳以下の子ども一人あたり5000円分などを支給する事業に約10億円を盛り込みました。

定例県議会は、10月6日までの20日間の日程で行われます。