建設から約50年が経過し、老朽化が進んでいた青森県警察本部の庁舎の大規模な改修工事が完了しました。
青森市新町にある県警本部の庁舎は、2020年から耐震・長寿命化の改修工事が続けられていて、4日に完成式が行われました。
県警察本部 安田貴司 本部長
「この新たな庁舎を拠点として、職員一同は使命感を新たにし、不断の努力をもって県民の負託に応える所存であります」
総事業費が約81億円にのぼる改修工事により、庁舎は大規模な災害に対応できる耐震性を確保したうえ、今後40年程度の利用が見込まれています。
また、これまでは市内の別の場所にあった交通信号の制御などをする「交通管制センター」が庁舎5階に移転し、機能を強化しています。
さらに、職員が使用する部屋も環境が改善されています。
夏の熱中症対策として、これまでは機械室だけだったエアコンが設置されています。ほかにも、LED照明を導入し、省エネに努めるということです。














