「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんの出身地、鳥取県北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」。2027年春の移転新築オープンに向け、16日、安全祈願祭と起工式が行われました。
「青山剛昌ふるさと館」の移転新築に向けた安全祈願祭には、北栄町の手嶋町長ら関係者およそ60人が出席し、工事の安全と成功を祈りました。
2007年に開館し、これまでに200万人を超える観光客が訪れている「青山剛昌ふるさと館」ですが、現在の建物は、旧大栄町が建てた歴史文化学習館を転用したもの。展示・収蔵スペースが不足しているほか、混雑時やバリアフリーの対応が不十分であることなどが課題となっていました。
新たな施設は現在の建物からおよそ700メートル南にある「コナンの家」や「米花商店街」裏の町有地「出会いの広場」に建設され、延べ床面積はおよそ3000平方メートルと、現在の3倍以上の広さとなるということです。
北栄町 手嶋俊樹町長
「待ちに待ったという所でございます。地域の方に愛されるそんな施設になっていって持続可能な施設になってもらいたいと思います」
新たな「青山剛昌ふるさと館」は2027年春に開館する予定です。