被害は全国的に増加

公共施設だけでなく、工場や個人宅などでも被害が相次いでいて、警察庁によると室外機の盗難の認知件数は、2020年は全国で255件でしたが、2024年は3397件と約13倍に増加。

福岡県内では2023年が33件、2024年が159件、そして2025年も8月末時点で、すでに120件発生しています。

被害を防ぐには

エアコンの室外機窃盗、家庭でできる対策は

●エアコンの室外機をワイヤーなどで固定する

●センサーライトなどで防犯意識の高さをアピールする

●踏むと大きな音が鳴る「防犯砂利」を設置

●プランターや植木鉢を周囲に配置して移動しづらくする


なお、改正古物営業法が10月1日に施行され、これまでスクラップ業者などが室外機や電線などを買い取る際、1万円未満の取引は売りに来た人物の本人確認の義務が免除されていましたが、10月以降は金額に関係なく本人確認が義務化されます。