支給対象を縮小した自治体

政令市の中で最も高齢化率が高い北九州市。

支給の対象となる高齢者が増えていることなどから10年前に、対象年齢を減らす見直しを進めました。

当時は、77歳、88歳、100歳が対象でしたが、現在は88歳に1万円、100歳に2万円を支給しています。

北九州市 長寿社会対策課 德永晶子 課長
「平成元年から比べると令和7年度は88歳の対象者が6倍。100歳は17倍くらいになっている。祝い金をお配りする時に民生委員さんに配布をお願いしていたという経緯があり、やはり業務の負担が大きい。当時は対象者数も多かったですし、それから現金を持って回ることのリスクであったりとか、そういったこともあって見直しを行ったという経緯があります」