今年7月と8月の2か月間に全国で発生した山岳遭難は808件で、統計が残る1968年以降で最多となったことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、今年7月と8月の2か月間の全国の山岳遭難は前の年より148件増えて808件、遭難者も181人増えて917人と、いずれも統計が残る1968年以降で最多となりました。
遭難者のうち死亡は48人、行方不明は6人でした。
遭難者の89.2%が登山やハイキング、沢登りなどの途中だったということです。
都道府県別では発生件数と遭難者ともに長野が最も多く143件、154人で、次いで富山が90件、97人となっています。
年代別では60代が最も多く、全体のおよそ22%となる199人で、次いで50代が190人、70代が166人となっています。
主な山岳別では、槍ヶ岳36人、富士山34人、穂高連峰32人、北アルプス立山31人、秩父山系27人などとなっています。
また、同じ期間の全国の水難件数は前の年より42件減って446人、水難者も66人減って535人でした。
死者・行方不明者は1人減って241人で、このうち中学生以下が15人でした。
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