熊本県で最大震度7の地震を観測してから2度目の週末です。現地では、ボランティア活動など、被災者を支援する動きが本格化しています。

最大震度7を観測した氷川町では、京都など全国からおよそ50人が集まり、きょうからボランティア活動が本格化しています。

大きなタンスや割れたガラス、皿や鍋などの生活用品をリレー形式で家の外へ。そして、炎天下で仕分け作業を行います。

ボランティアに参加した人
「去年、上天草で皆さんに手伝ってもらったんです。向こうでは“恩送り”といいます。恩を恩で返すのではなく、次に困った人を助けようという」

地震発生から2度目の週末となりましたが、復旧はまだ始まったばかりです。

このような中、被災者の健康を守る支援も進んでいます。震度6強を観測した八代市では、今月5日から1人暮らしの高齢者の家を全国から駆けつけた保健師たちが巡回しています。

きょう住宅地を回っていたのは、滋賀県から派遣された保健師です。

滋賀県からの応援 保健師 原田真衣さん
「血圧とか高くなっていたりとか?」
1人暮らしの女性(78)
「少しだけ」
滋賀県からの応援 保健師 原田真衣さん
「やっぱりストレスが」

78歳の女性の自宅では、血圧を測って異常がないかをチェックし、薬や食料が不足していないかや、生活で困ったことがないかを確認しました。

1人暮らしの女性(78)
「なんか自分の(心の)整理ができた。とてもほっとしましたね」

八代市では、1人暮らしをする75歳以上の全世帯を対象に訪問活動を行う予定で、健康面に問題がある場合は、かかりつけの医師や災害派遣医療チーム=DMATに支援を要請するということです。

地震の発生から12日目。熊本県によりますと、県内の死者は、きのうから1人増えて39人となり、災害との関連を調べています。