鹿児島市が目指すサッカースタジアム整備について候補地の選定が進められていますが、16日の市議会で候補地選定の公表時期については示されませんでした。
鹿児島市がめざすサッカースタジアムの整備については、候補地が白紙に戻って1年半が経過しています。
16日の市議会で鹿児島市は、2016年度からこれまでの調査やイベントなどでおよそ3800万円の事業費が使われたと明らかにしました。
下鶴市長は、鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルが住吉町15番街区へ移転した場合、その跡地は「まちなかにあたる」と塩田知事とともに見解を示しています。
これを受けて、候補地選定の公表時期について問われた鹿児島市は、具体的な時期は示せないが選定作業を進めていると述べるにとどめました。
下鶴市長は、県との議論を深めているとして整備に向けて取り組む考えを示しました。
このほか、運航廃止を検討している錦江湾北部の新島と桜島を結ぶ行政連絡船について、下鶴市長は民間の海上タクシー活用のめどが立ったとして、今年度末での廃止と関係者や市内外への周知を進める意向を表明しました。