携帯電話会社の社員を名乗る人物から「アプリの未払い金30万円を支払わないと裁判所から通知が行く」などとうその話をされ、沖縄本島中部に住む10代の男性が現金10万円相当をだまし取られました。

警察によりますと、この男性は13日、「お伝えしたいことがあります。取り急ぎご連絡ください」というメッセージを携帯電話で受信しました。

メッセージに記載されていた電話番号にかけると、実在の携帯電話会社の社員を名乗る人物から「アプリの未払いが30万円ある。午後3時までに支払わないと裁判所から通知がいく」などとうそを告げられました。

この話を信じた男性は、コンビニエンスストアでギフトカード10万円分を購入し、電話の相手にカードの情報を伝えたということです。

帰宅した男性から話を聞いた家族が詐欺ではないかと疑い、警察署を相談に訪れて事件が発覚しました。

警察は「電話やメールで、現金の振り込み電子ギフトカードの購入を要求するような電話を受けたときは、必ず詐欺を疑ってください」と注意を呼びかけています。