建物の老朽化に伴う建て替え工事が行われていた那覇市立病院で13日、竣工記念式典が開かれ、新しい病棟の内部が関係者にお披露目されました。

【写真を見る】快適に、利便性も向上した院内 那覇市立病院新病棟 10月6日外来診療開始

記念式典で外間浩理事長は、「完成した病院が市民の健康と生命を守る、希望の砦となるよう全力で取り組んでいく」と述べ、地域医療サービス向上への決意を示しました。

新病棟の小児科フロアでは、廊下やドアに可愛らしい沖縄の動物たちの装飾が施され、入院中の子どもたちの気持ちが和らぐ工夫が施されています。

また産婦人科病棟では、これまで陣痛と分娩で分かれていた部屋を一つにした、LDr(エルディーアール)室を新設。ライトも好みの色に調節でき、より妊婦の負担を軽減した設計となっています。

那覇市立病院では、新病棟への引っ越しに伴って今月末から数日間、診療を停止する予定で、外来診療は来月6日からスタートする予定です。