クマなどの出没が日本中で報告され、農作物が食い荒らされるなどの被害も多数出ている中、深刻化する野生動物による農業被害を防ごうと、山形県山形市で今月5日から、あるロボットを使った実証実験が始まっています。

「オラオラオラァーッ!」と、特殊能力を使う際の某マンガの主人公のような声を出す、そいつの名は”モンスターウルフ”。ジョジョに話題となってきているクマなどの野生動物撃退用ロボです。

山形市高瀬のキャベツ畑です。8月下旬に近くでクマが目撃され、この日もクマと思われる足あとが確認されました。

畑でキャベツなどを育てる 桜井正子さん「(今年の被害は)今までになくひどい。ネットを張ったり金網を張ったりしている」

こうした中、山形市が取り入れたロボットがこちらです。野生動物撃退装置「モンスターウルフ」。やたらと気合の入った顔の造形が気になる、注目のロボットなのです。