自民党総裁選をめぐり、立候補をめざす議員が週末に地元を訪れて、それぞれ支持を訴えました。小泉農水大臣は、総裁選に出馬する意向を支援者らに伝えました。

小泉氏は、神奈川県で地方議員や自らの後援会メンバーらとおよそ1時間半面会し、この席で総裁選への出馬の意向を伝えました。

小泉氏後援会「経泉会」 森洋 会長
「(小泉氏は)『いろんな面でこの時期、私がやるしかないだろうと強い決意のもとに、後援者の皆様方に協力してほしい』と。万雷の拍手でありました」

小林鷹之 後援会
「今回の総裁選挙、絶対勝つぞ!」

小林・元経済安全保障担当大臣も千葉県で後援会の会合に出席、小泉氏について「苦境に立たされた自民党を若い力で突破していく、そういう思いを共有していると思う」としたうえで、「主張する政策はそれぞれだが、正々堂々と論戦していく」と述べました。

もっとも早く立候補を表明をした茂木・前幹事長は、栃木県でイベントに出席しました。

茂木前幹事長
「総理大臣じゃない、総理大臣候補」

「地元の期待もしっかりと受け止めて、正々堂々と総裁選に臨んでいきたい」と語りました。

高市・前経済安全保障担当大臣と林官房長官は今週立候補を表明することにしています。

自民党総裁選は、今月22日に告示されます。