北海道東部の活火山、雌阿寒岳で火山性微動が観測されました。

 札幌管区気象台によりますと、雌阿寒岳では11日から12日にかけ、83回の火山性地震があり、山頂付近の火口では噴気が増えているのが観測されました。

 火山性微動の観測は2024年11月以来です。

 地元の人
「(いまのところは)あまり気にしていないがこれ以上大きくなると怖い」

 気象台は、噴火警戒レベル1の「活火山であることに留意」を継続したうえで、火口近くでは、火山ガスや火山灰の噴出に注意を呼びかけています。