生活の足となっている電動アシスト自転車ですが、ここ数年、バッテリーの盗難被害が相次いでいます。どんな対策をしているのか、取材しました。
“売れるから盗む”が背景に 急増する「電動自転車のバッテリー」盗難
南波雅俊キャスター:
急増している“電動アシスト自転車のバッテリー盗難”。どのようなシチュエーションで盗まれ、どういう対策をすればいいのでしょうか。

元埼玉県警の刑事・佐々木成三さんによりますと、「バッテリーは定期的な交換が必要で需要が高い『売れるから盗む』が背景にある」ということです。
実際、バッテリーの寿命は4~5年と言われています(セオサイクル芦花公園店によると)。

バッテリーは、メーカー販売価格では5万円前後ですが、フリマサイトでは約5000円~2万円で販売されていました。
元埼玉県警の刑事・佐々木さんは、全部がそうとはないとした上で、「(フリマサイトでは)盗まれたバッテリーが売られている可能性もある」としています。
自転車は防犯登録がありますが、バッテリーは防犯登録がないことも、バッテリーが盗難にあいやすい要因といえそうです。