9月も中旬に入りましたが、12日も厳しい残暑となりました。衣料品店では秋物商戦が始まっていますが、残暑でも秋のファッションを楽しめる工夫とは?

強い日差しが照りつけた12日の県内。最高気温は、徳之島・天城町で33.7、度鹿児島市喜入で33.3度など、平年を上回る真夏の暑さとなりました。

残暑が厳しい中、洋服選びに困っている人も…。

(女性)「暑い、9月なのに暑い」

(夫婦)
「1年ぶりくらいに(この服を)出して、秋を意識した。暑いです」
「(秋服を買っても)着る期間が短かったり、急に寒くなったり、着る機会がないと感じる」

(男性)「半袖がいい。汗が止まらないくらい暑い」

婦人服を扱う鹿児島市のセレクトショップです。店内は長袖やニットなどの秋服もありますが、半分以上が半袖の商品です。

(ブルー二&ルック 山下恵理奈店長)「最近は秋物でも半袖の商品をつくっているブランドも多い。夏にも着られるアイテムを増やすことで売上は上がってきている」

長袖の商品などの売上げが伸び悩む中、暑い時期でも着られる秋らしい服を仕入れています。ポイントは、「色」と「素材」です。

(ブルー二&ルック 山下恵理奈店長)「秋色で秋っぽさを演出し、薄手の素材で(夏から)長く着てもらえる」

県内はこの先1か月も平年より気温が高くなる予想です。秋服を楽しむにはもうしばらく工夫が必要になりそうです。