漫画家、富永一朗さんの生誕100年を記念した作品展が、大分県の別府市美術館で開かれています。
大分県佐伯市出身の漫画家の富永一朗さんは佐伯中学、現在の佐伯鶴城高校出身で、1976年からはテレビ番組に出演し、一躍お茶の間の人気者となりました。

生誕100年を記念した作品展の会場には、別府市美術館などが所有する貴重な原画84点が展示されています。中には別府観光をPRするため、海地獄やロープウェイを描いた作品も並び、訪れた人の目を楽しませています。

(来場者)「ペンの線がすごく細くてきれいだなと思って感動しています」「絵が美しいし、やっぱりすてきですね」
このほか会場には富永一朗さんと交流があった手塚治虫さんや、やなせたかしさんが描いたイラストも展示されています。この作品展は9月28日まで開かれています。