秋の味覚・サンマ。今年は豊漁で、安くて大きいんです。

 秋の味覚と言えばサンマ。ここ数年は不漁続きでしたが今年は約2倍の水揚げ量に。大阪府寝屋川市のスーパーでは…

 (鮮魚担当 久田雅也さん)「今年のサンマは脂ものっていてかなり大きいサイズ。去年はだいたい1尾500円。サイズも小さかったが、今年は1尾200円。(Qお客さんは何尾くらい買っていく?)3尾で買うお客さんが多い。まとめ買いで6尾9尾と買っていく人も」

 なぜサンマが獲れるようになったのか?その理由は「黒潮大蛇行の終息」。

 黒潮大蛇行とは、日本の太平洋側に沿って流れ込んでいる暖かい海流「黒潮」が発生した冷たい渦を避けるように南に大きく曲がってしまう現象。これにより水温が上昇し不漁が続きましたが、今年4月に終息。漁場が変化したことでサンマの漁獲量が増えた可能性も考えられています。

 (60代)「(今年のサンマは)ちょっと大きい。サンマは大きくないとおいしくない」

 (70代)「(Qきょうは何尾買った?)3尾」「去年もおととしも手が届かないくらい高かった」

 旬を迎えたサンマ。食卓にならぶ日も増えそうです。