北海道内は大気の状態が不安定で、11日午前、後志地方の積丹町沖などで、竜巻とみられる現象が撮影されました。

 空から細長くのびる雲が海水を巻き上げている様子が確認できます。

11日午前10時半ごろ、積丹町の島武意海岸で、ツーリング中のライダーが撮影しました。

 また、こちらの写真も、11日午前10時半ごろ、積丹町の住宅から撮影されたもので、空から雲がのびて海水を巻き上げているのが見えます。

 後志総合振興局によりますと、積丹川の河口付近で、午前10時半ごろ、釣り客が5キロから10キロ沖合の海上で竜巻のようなものを目撃したということです。

 後志地方には午前11時5分、竜巻注意情報が出されていて、気象台などは安全を確保するよう呼びかけています。