8月19日からの大雨で土砂が流入し、通行止めとなっていた青森県十和田市の奥入瀬渓流沿いの遊歩道の応急的な復旧工事が終わり、全ての区間で通行を再開しました。
10日午後1時、設置されていた通行止めのバリケードが取り除かれ、奥入瀬渓流歩道、雲井の滝~子ノ口の区間約6kmが通行できるようになりました。
倉島彩能 記者
「通行止めが解除された歩道を歩いてみると、すぐ横には、土砂や流木が堆積していて、当時の状況を伺うことができます」
8月19日からの大雨による土砂流入を受けて、県は歩道から土砂や木々を撤去しました。そして、新たな土のうやロープを設置するなど、応急的な復旧を終わらせ安全を確認しました。
東京から来た観光客
「心配していたが、今日からここが通れることを知って良かった」
神奈川から来た観光客
「道路も歩くのと全然違う。自然の中を歩いている。すごく心地いい時間でした」
青森県 宮下宗一郎 知事
「9月の3連休に間に合ったことと、本格的な行楽シーズンである紅葉の時期に間に合ったことをうれしく思う」
今回は応急復旧であるため、県は年度内に本格的な復旧を終わらせる方針です。