青森県西目屋村は4日午前9時50分頃に、役場1階ロビーにクマが侵入したと発表しました。これまでに、けが人は確認されていないということです。

村によりますと、1階の事務室にいた役場職員が、何かが事務室の入り口のドアにぶつかるような音がしたため、ロビーに行ったところ、クマが逃げていくのを見たという人がいたということです。

役場の玄関にある自動ドアと1階の事務室の入り口ドアには、何かが衝突したような跡が残っていたということです。

また、防犯カメラを確認したところ、侵入したクマは「子グマ」で、役場正面玄関の自動ドアから侵入していたということです。

今回の件を受けて、村では村防災行政無線で注意喚起をしているほか、役場職員による周辺のパトロールなどを実施しているということです。