奈良の世界遺産「春日大社」で見つかった落書き。中国語で「愛は永遠」などの意味の漢字が書かれていました。

 9月9日、奈良市の世界遺産「春日大社」の柱に落書きが見つかりました。青い文字で書かれている内容を読むと、漢字の「恩」や「愛」など中国語の「簡体字」で書かれているように見えます。

 上に2人の名前がありその下に漢字が書かれているとみられ、中国語で「2人の愛は永遠」などの意味だということです。

 ほかにも敷地内には漢字で名前と西暦にもみえる「2022」と書かれた落書きが見つかっています。

 (春日大社・権禰宜 北野治さん)「古い時代からずっと継承してきたという人たちの心も踏みにじってしまう、神社として残念な出来事」

 警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査を進めています。