80歳の時、鮮魚よりも材料価格が安定しているラーメン店へ思い切って転身。ただ、一つだけメニューに残した寿司があります。

(池田さん)「キビナゴ。(鹿児島の)名産業だから、どうしても観光客に食べさせたかった。寿司は自信がある。握るのがやっぱり楽しい」

(客)「キビナゴのお寿司はおいしい」「愛情がいっぱい」

(常連客・森山恵子さん)「ほっとする。ずっと寿司を握る姿を見てきたから。頑張ってほしいと思う」

(池田さん)「お客さんの笑顔を見て、また頑張ろうという気になる。自分の人生は80歳からと思っている。まだ完成じゃない、これから100歳まで生きるからずっと毎日ラーメンを研究する」

こだわりの寿司とおいしい1杯への探求心が元気の源。不屈の精神で、きょうも厨房に立ち続けます。