麻薬である大麻リキッドを所持したとして、奈良警察署は9月10日、麻薬取締法違反の疑いで奈良市健康医療部の職員の男(27)を逮捕しました。

 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良市健康医療部保健衛生課に所属する松本直樹容疑者(27)です。

 警察によりますと、松本容疑者は今年7月29日に奈良市内で、大麻から幻覚成分を抽出・濃縮した大麻リキッド・約0.684gを所持した疑いがもたれています。

 8月中旬に匿名の情報提供があり、警察がきょう9月10日に松本容疑者の自宅を捜索したところ、プラスチック容器に入った大麻リキッドが見つかったということです。警察は入手経路などを調べています。

 取り調べに対し松本容疑者は、「事実に覚えはありません」と容疑を否認しています。