ポイント①「日の短さを考慮して無理のない行動計画を立てる」

夏と秋の大きな違いの1つが、「日の短さ」です。

ヤマレコ 的場一峰社長:「夏至から冬至に向けてだんだん日が短くなってきますので、予定をできるだけ早く下山するようにしておかないとすぐ真っ暗になっちゃうんですね。特に谷間とかなってくると、早いうちからもう太陽が隠れ始めちゃうので」


例えば、北アルプス・燕岳の7月1日の日の出時刻は午前4時24分、日没は午後7時22分ですが、2か月後の9月1日にはそれぞれ午前5時11分と午後6時27分に。

さらに10月になると日の出が午前5時35分と7月からは1時間以上遅く、日没は午後5時42分と1時間半も早くなるのです。

すなわち、行動できる時間は2時間半以上短くなる計算です。

ヤマレコ 的場一峰社長:「ちょっと暗くなるだけで、どこが踏まれてるかっていうのがわかりにくくなって、道迷いをしやすくなる」