有明海のノリ漁師は

RKB 小松勝記者
「オスプレイの飛行ルートになっている有明海はこれからノリの養殖シーズンを迎えます」
ノリ漁師で佐賀県有明海漁協・南川副支所運営委員長の中島浩徳さん。
有明海の浅瀬で養殖用の支柱を立てています。
いよいよ本格的なノリ養殖のシーズンが始まりましたが、オスプレイが上空を飛ぶ姿は「想像できない」と言います。
佐賀県有明海漁協・南川副支所 中島浩徳 運営委員長
「まだ自分が海にいた時に(オスプレイ)を見たことがないから、はっきり何ともいえませんね」

オスプレイをめぐってはおととし11月にアメリカ軍の機体が鹿児島県屋久島沖に墜落し、搭乗していた8人全員が死亡しました。
過去にはこのほかにも事故が起きていますが、
佐賀駐屯地の開設記念式典に参加した中島さんは機体の安全性について不安は感じていないと話します。
佐賀県有明海漁協・南川副支所 中島浩徳 運営委員長
「乗った印象は怖いとはあまり思わなかった、プロペラを前から上に上がるときに少し揺れているなと、あとは全然気にはならなかった」
佐賀駐屯地が開設してきょうで2か月。
今、中島さんが思うことは・・・

佐賀県有明海漁協・南川副支所 中島浩徳 運営委員長
「オスプレイが飛んでいたら上を見るかもしれないけど、あとは慣れてきたら気にならなくなるかなと、自分たちは有明海で仕事をしているので毎回気にしていたら仕事にならないので」